延期決定後初めてのチケットドロップ

開会式まで残り4か月弱と迫った2020年3月30日に1年後への大会延期が決定。

まだ日程の詳細が見えていない状況の中、アメリカでのチケット公式販売事業者である CoSport のトップページにも、延期を伝えるメッセージが表示されるようになりました。

「Look for information shortly regarding the relaunch of ticket and package sales scheduled for June 8, 2020

2020年6月8日に予定されている公式チケットとパッケージ販売の再開に関するお知らせを間もなく追加します」

とのこと。

仮ではあるものの、競技スケジュールも来年2021年7月~8月の日付で更新されています。

あくまでも「3月24日現在の仮の競技スケジュール」というのは理解できますし、3月24日じゃなくて1年後への延期が決まった3月30日現在のスケジュールだろう!とツッコミたいところをグッと我慢してチケットの残り状況を確認すると、5月終わりに在庫が一度クリアされました。

さあいよいよチケット公式セールの再開かっ!とメールボックスをチェックしても一向にお知らせが届かない。6月8日の何時からセールスが開始されるのかもわからない。

SNSの五輪関連グループのスレッドを見てみると、実は延期決定からこの間、希望者に対しては返金などの対応をCoSportはしていたようです。メールはおろかウェブサイトにもそんな情報はなく、あくまでもメールや電話で直接CoSportに返金依頼したユーザーのみが対象。 

公式にプロセスを公開せずにそういう対応するのはいかがなものかなぁと思ったものの、自分は特にアクションを起こさないまま、そして分からない尽くしの状況の中で、6月8日がやってきました。

2020年6月8日、チケットドロップ!

家からリモートワークの日々を続けている6月8日朝、ヨメからのひとこと。

「チケットトラッカーから沢山メールが来てるわよ。」

まじか。

見逃した。

受信トレイを確認するとTicket Tracker からの最初のメールが午前9時15分に届いていたため、どうやらアメリカ西海岸時間午前9時(=東海岸時間午後12時)にセールスが再開されたようです。

Ticket Tracker によると、これまで見たこともないような、男子200M自由形、400Mリレー、女子100M背泳ぎなどを含む大人気の競泳や、男子バスケ決勝のチケットも発売されたようですが、実際にCoSportのサイトに行ってみるとすでに該当セッションは売り切れ。

バドミントン、卓球、ラグビー、野球、テコンドー、柔道、空手などのチケットが出ているものの、延期決定直前のチケット放出で見たラインナップとあまり変わりませんね。売りに出ているセッションも似たようなものばかり。

その中で目を引いたのが女子ソフトボール

コロナ街道まっしぐらの3月中旬に日本対豪州から始まる予選ラウンドの組み合わせが発表になっており、日本戦のスケジュールはすでに把握済み。

希望している福島での開幕戦セッションは相変わらず出ておらず、予選ラウンド米国戦の好カードも見当たらないものの、日本対イタリア戦のチケットを発見しました。

どうすんべなぁーとちょっと迷ったものの、ムスコのアカウントでチケットゲット。

イタリアのソフトボールナショナルチームってどうなんだろ・・・ってちょっと調べたら、あまり強くないようで、先の日本戦で大敗しておりました。なので日本の勝利はほぼ間違いないようで、ドキドキすることなく安心して観られそうです。

続いて馬術

会場が東京の家の近所ということもあり昨年の一般発売で一番最初に押さえたチケットが馬術でした。

ただ、ちょっと地味な馬場馬術ではなくて、ちょっと派手な障害馬術を見たいなぁ~、と思って購入ボタンをポチリ。

2回も観るほどマニアじゃ無いのでできれば後々馬場馬術を返金出来たらいいなぁと考えており、かつソフトボールもそうなんですが、購入済みのチケットと日程が被っているんですよねー。なのでいっそう一部キャンセルできるといいなぁと思ったり。

今回の購入はソフトボールと馬術の2セッションのみだったのですが、迷ったのは新体操とバドミントンとテニスですね。

体操競技のチケットが出ることはまれで、新体操の女子団体決勝というメダルのかかったセッションはとても惹かれました・・。でも競技のことをよく知らないし、チケット代も安くないので諦めました。

バドミントンは女子ダブルス決勝が出ていました。日本のメダルの期待がかかる種目ですのでどうすんべーと思ったものの、購入済みチケットのセッションと被っている上、これまたチケット代が安くないためショッピングカートから先に進まず。 会場へのアクセスが電車一本なのでとても惹かれるんですが。

テニスは予選が豊富に出ていただけでなく、メダルのかかったセッションも多く見られました。チケット一枚でほぼ一日中観戦できるというメリットはあるものの、他に観たい競技があると逆にそれがデメリットでもあり、かつ炎天下で長時間はきついなぁと思ったりしてひとまず今回も断念。

まぁ、酷暑の中、立ったままで長時間観戦を強いられるゴルフを全日観戦することが決定している自分が言うのは変といえば変なんですけど、結局、競技に対する興味・関心がすべてかなと思ったりします。

まぁそれよりもCoSportで1アカウント購入上限の30枚に達してしまったのが大きいですね。自分のアカウントに余裕があれば、個人的によく知らない競技でも注目度の高い種目やセッションを観に行こうかという気にもなるんですけど。

なのでなおのこと、チケットのキャンセルを選択できるようになると嬉しいなぁと思ってます。おそらく新しい競技日程が公式発表されてからとなるのでしょうけど。

あ、それから迷いに迷ったのはスポーツクライミング! 競技日程が限られていてかつ会場のキャパも小さいのでチケットは中々お目にかかりません。競技に対する造詣が深いわけでもないけれど、見たら絶対に面白そうじゃないですか。ルールも簡単そうですし、勝敗や優越も分かりやすそう。かつ新競技でプレミア度も高い。

でもこれも既存チケットとの被りで今回は諦めました。もう少しチケットが整理出来たら絶対に取りたいなぁ。

これまでの戦績

この2020年6月8日の追加販売でソフトボールと馬術のチケットが増えた結果、これまで1年にわたる戦績はこうなりました。

6月抽選販売全滅0
7月一般発売開始 馬術 1
唐突な追加発売 バスケ、3on3、ハンドボール(x2)、
ホッケー、ウェイトリフティング
6
更なる唐突な追加発売 ゴルフ(x4)、ウェイトリフティング5
10月 第二次発売開始 全滅0
唐突な追加発売 ゴルフ、バレーボール(x2)、
ハンドボール、レスリング
5
11月唐突な追加発売水球、サッカー 2
更なる唐突な追加発売購入なし0
また唐突な追加発売サッカー1
12月年の瀬の追加発売アーティスティックスイミング1
1月新年の追加発売ゴルフ(x2)2
第三次発売開始野球1
2月第四次発売開始 購入なし0
3月 ウィルス的な追加発売ゴルフ1
6月延期決定後の追加発売ソフトボール、馬術2

これで通算、12競技15種目27セッションのチケットをゲットしました。

しかしながら21年に延期された大会の競技スケジュールも見えない中、「チケット取れた!」と小躍りするのには抵抗があるなぁ。というかそもそも五輪が本当に開催できるのか分からない状況ですし、海外在住者が無事日本に渡航できるのかという問題もありますし。「大会の簡素化」というガイドラインが示された現在、本当に会場で観戦できるのかどうかも不透明な現状。特に日本国外の居住者がどんな影響を受けるのか、または受けないのか、不安な状況はすぐに解消されるのでしょうか。

延期になったオリンピックのチケットは?

2020年3月24日、IOC会長と安倍首相との会談で、東京オリンピックの延期が(ほぼ)決まりました。

21年夏「までに」ということで、現時点ではいつに延期されるのか分かりませんが、やっぱり個人的に気になるのはこの3点ですね。

  1. 購入済みのチケットは?
  2. 予約済みの航空券は?
  3. 果たして本当に日本に行けるのか?

購入済みのチケットは?

これまで予約購入したチケットは 11競技13種目25セッション

使った金額は・・・当然10万、20万円という額を超えています。汗) なので返金もなく無効になるのが一番痛い。

でもチケット購入の際に同意を求められる利用規約(Terms & Conditions)に書いてありました。

「Tickets for Events that have been rescheduled or postponed are valid for the Event with the same Session code at the rescheduled day and/or time」

”日程変更または延期されたイベント(=東京五輪)のチケットは、変更後の日程および/または時間において同一セッションコードのみ有効”

つまり、取ったチケットはキャンセルまたはリリースされずそのまま有効になるということですね。

チケットを購入した CoSport から延期決定翌日にメールも来ていました。

「CoSport Tokyo 2020 purchases will be honored at the Games in 2021」

“CoSport での東京2020関連の 購入物は2021年の試合でもそのまま有効」

とのことで若干「Will be honored」の訳が難しいんです、取ったチケットがキャンセルされることはなさそうです。

競技スケジュールは?

ただ、競技スケジュールが現行のままスライドするとは考えにくいため、ひょっとすると想定していなかったセッションの被りなど出てくるかもしれません。その場合のキャンセルや変更には対応可能なのかはまだよくわかりません。

逆に、すでに被っている野球決勝と男子サッカー決勝、バスケ予選とウェイトリフティングなど、うまく日程がばらけてくれたら嬉しいなぁなんて思ったりはしています。

予約済みの航空券は?

一番気になっているのはこれです。シアトルー東京間の往復航空券を家族分購入しているので、キャンセルして取り直すか、日程を変更するかしかありません。

航空会社のウェブサイトで確認すると、コロナウィルスによる渡航制限のため、現在面白いステータスになっているんですね。

「Subject to government approval」って・・・。

いずれにせよこればかりは IOCから新しい競技日程が発表され、コロナウィルスの状況を読んでからじゃないと対応不可能というのが実際のところです。

本当に日本に行けるのか?

延期先が春か夏かで個人的に事情が変わってきます。

  • 2021年春に延期された場合

可能性としてゼロではないのが来春への延期です。気候的・季節的には悪くないですよね。でもアメリカは学校があるので子供を同伴できないかも、という大きなリスクがあります。子供がアメリカを離れられないとなると大人もそれに引っ張られます。となると必然的に日本行が厳しくなります。4月前半に1週間の春休みがあるのでそこと絡めば、という淡い期待もしていますが、それじゃ収まらないもんねぇ。

ただ、春ってどうなんだろう。

バスケNBAシーズン真っ盛りなのでアメリカドリームチーム結成は難しいでしょう。

ボクシングは5月の大相撲夏場所と重なったら国技館を借りるのは難しいでしょう。

ゴルフはマスターズトーナメントが4月頭にあり、5月にメジャーの全米プロがあります。重なったら五輪優先とはならないでしょう。

  • 2021年夏に延期された場合

アメリカでは「~までに実行」といった場合、少なくともワタシの会社では、「~に実行」となります。つまり「夏までに開催」ということは「夏に開催」と取り、実際にそうなるのが通常です。

子供の夏休みが6月下旬から始まるので、夏に日程が移動するのがベストなシナリオではあります。

ただ、やっぱ夏は暑いよね~。蚊にも刺されるよね~。シアトルにはゴキブリと蚊が生息していないので、ここ何年も蚊やゴキブリに遭遇していません。蚊がいるってだけで憂鬱になるわー。

なので蚊がいない時期で、かつ子供にやさしいスケジュールがいいんですが、それはかなり難しい相談のようです。

五輪がキャンセルになった場合

可能性としては、コロナウィルス対応が長期化して来年の開催も危うくなった場合を除いて、確率的にかなり低くなった「オリンピック中止」のシナリオですが、実は五輪キャンセルのケースを想定してこのエントリーの作成を始めていたのでありました。

なので万が一コロナウィルスによってオリンピックが中止になった場合どうなるのか?

CoSportと公益財団法人東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会 (・・・長っ!略してTOCOG) によると、正直、取得済みのチケットがどうなるのかはよくわかりませんでした。

CoSport でチケット購入の際に同意を求められる利用規約(Terms & Conditions)によれば

”イベント(=東京五輪)がキャンセルになった場合、(チケット)購入者は TOCOG の利用規約に記載された制限範囲において、当法人(=CoSport)に返金を請求できる。”

とあるので、TOCOG の利用規約を見てみると

”当法人(=TOCOG) が東京2020チケット規約に定められた義務を履行できなかった場合に、その原因が不可抗力による場合には、当法人はその不履行について責任を負いません。」

とあり、コロナウィルスによる五輪中止が「不可抗力」とみなされれば、TOCOGにもCoSportにも責任はない、とも取れ、返金はないかも、ということでしょうか。

なのでキャンセルにはならないように祈りたいと思います。

過去最大級のチケット追加販売!もちろん唐突!

2月上旬に第4弾の公式先着販売が開始された後、ちょこちょこと散発的にチケットは追加になっていましたが、3月6日(金)に、昨年7月の一般発売後、おそらく最大級のチケットドロップが発生しました!

アメリカでの公式販売業者 CoSport のウェブサイトを見ると、「Exclude Sold Out」のフィルターを掛けてもなお、数多くの競技が残っているではないですか!

バドミントン、野球、ソフトボール、柔道、ラグビー、卓球などなど・・・。

なかなか見ない十種競技やテコンドーまでラインナップされています。

今回のすごいところは競技数だけではなく、売りに出されている種目が多い、もしくはこれまで出ていなかったセッションがカバーされていることです。

例えばバドミントン。日本勢の活躍が期待される女子シングルス、そしてダブルスの決勝のセッションが発売に!

そして柔道。ほとんどの階級の決勝が売りに出ています!

左:バドミントン女子決勝 右:柔道男女決勝

日本勢のメダル争いが期待されるセッションは自ずとチケット代も高いです。しかも対象はA席のみ。バドミントンと柔道の試合でそれぞれ5~6万円かっ! とあまり競技に興味のない自分にはとても高額に感じられます。

なので今のところパスです。

バドミントンは日程的にはいけないことないんですが。

それから男子バスケットボール決勝

CoSport ウェブサイトにチケット販売が開始されると自動的にアラートメールを送ってくれる Tickets Site Tracker から上記のようなお知らせは来るのですが、実際にサイトに行くともう売り切れているという状態が続きます。おそらく販売枚数が極めて限られているし、欲しいと思っている人も多いんでしょうね。

陸上の100M決勝なんかよりもはるかにニーズの高いのが男子バスケの決勝。会場のキャパの違いはあるにせよ、なにせ今回もドリームチームが金メダル候補ナンバーワンですし、現時点で組み合わせが明らかでない予選ラウンドよりも、決勝戦のチケットを取った方が確実にアメリカ戦を見られるといってもいいでしょうから。

ゴルフきたー!

そして、ここ数回にわたって、ほしいほしいと言い続けてきた、男子ゴルフの初日

とうとう出ましたっ!

男子ゴルフ1日目

なんと女子初日以外全日程出ているという大盤振る舞い。これまでの喜怒哀楽はなんだったんだって感じですが、もちろん買います買います!

これで、男子ゴルフ4日間、女子ゴルフ4日間、すべてのチケットを取ることができました! 最初に男女ゴルフの切符を手に入れたのが昨年7月24日ですから、8セッション揃えるのに半年以上かかった・・・。

でもゴルフは1プレイヤーあたりの競技時間が4時間前後、全選手のプレー開始から終了まで1日8時間以上かかる長丁場。往復の時間を考えると他の競技を入れられないのが悩ましいところではあります。

なおかつ野外で暑いし。ギャラリー2万5千人って、たぶん人気選手は人だかりで見えないし。最終日の18番ホールなんて人の頭と背中しか見えないのは必至です。

それでも行くのか。いや行くしかない。

これまでの戦績

数多くの注目セッションが発売されましたが、購入したのは男子ゴルフ1セッションのみ。

6月抽選販売全滅0
7月一般発売開始 馬術 1
唐突な追加発売 バスケ、3on3、ハンドボール(x2)、
ホッケー、ウェイトリフティング
6
更なる唐突な追加発売 ゴルフ(x4)、ウェイトリフティング5
10月 第二次発売開始 全滅0
唐突な追加発売 ゴルフ、バレーボール(x2)、
ハンドボール、レスリング
5
11月唐突な追加発売水球、サッカー 2
更なる唐突な追加発売購入なし0
また唐突な追加発売サッカー1
12月年の瀬の追加発売アーティスティックスイミング1
1月新年の追加発売ゴルフ(x2)2
第三次発売開始野球1
2月第四次発売開始 購入なし0
3月 ウィルス的な追加発売ゴルフ1

これで通算、11競技13種目25セッションのチケットをゲットしました!

スケジュール的にもうキツキツなのと、やっぱり日本人選手がメダルを取りそうな人気セッションのチケットは高いですね。 でも福島で開催されるソフトボール予選のセッションは引き続きゲットしたいですね。とはいえ、これまで Tickets Site Tracker のアラートメールを見ても、チケットが発売された形跡がないので、ひょっとして日本、または被災地対象オンリーのセッションなのでは?と思い始めています。

しかしこのタイミングでのチケット大量放出。

コロナウィルスが発生し、拡大しているこの3月6日というタイミングとの関連性を疑わざるを得ないわけで、実際こんなにいい競技が売りに出ているのに、2日経った現在でもほとんどのチケットが売れ残っています。

希望的な観測をもとに言うと、対象の多くがA席のため値段も高いということもありますし、一般発売開始から半年以上が経っており、恐らくほしい人の手にはすでに入っているがゆえ動きが遅いのかなと思っています。

ネガティブ要素を含めて言うと、東京滞在中のウィルス感染の恐れや、オリンピック延期/中止のリスクを鑑みていったん様子見、という状況ではないことを期待します。

チケット先着順販売・第四弾!

昨年7月から始まった CoSport の一般発売からはや7か月。このブログの過去ログをご覧頂けばわかるように、その間にいろいろありました・・・。突然の追加発売は数知れず。公式一般発売の唐突アナウンスも過去何度か経験し翻弄されてきたわけですが、このたび最後の公式一般発売第三弾から3週間と経たない2月4日にまたしてもこのようなメールが舞い込んできました。

このメールを受信したのは火曜日の夜。そしてチケット発売はその 1 日半後の木曜日朝です。慣れっこにはなりましたがまたしても忙しないスケジュールではあります。

これまでの公式一般発売日程を振り返ってみると

  • 1度目: 7月
  • 2度目:10月
  • 3度目: 1月
  • 4度目: 2月 (今回)

3か月空いていた間隔が1か月、いや、3週間に縮みました!

これまで同様に、CoSportトップページに一般発売が告知され始めました。

「New Olympic Ticket Sales Start : United States – Thursday 1pm EST」

東海岸午後1時なので、自分の西海岸では午前10時チケット発売開始となります。

運よく男子のゴルフ初日かソフトボールの福島予選大会あたりが取れると嬉しいなぁと思っていましたが・・・

家の引っ越しと重なっているのだ

チケット発売日の2月6日は個人的に家の引っ越しと重なっていました

アパートから一軒家へ、距離は数キロしか離れていないものの、準備含め家族総出での引っ越し作業に追われるのは必至。しかし家の引っ越しって、何度やっても同じミスを繰り返すというか、絶対に直前で慌てますよね。忘れたころにやってくるというか、前回どう立ち回ったのか忘れた頃にやってくるのが引っ越しってもんです。

なおかつチケットの発売が10時だというのに、引っ越し屋が来るのが10時半という、まぁ絶望的なスケジュールです。

一般発売(&引越)当日がやってきた

というわけで引っ越しと一般発売第四弾当日の朝を迎えました。

チケット発売のことを忘れないように努めつつ、引っ越し作業に追われます。

荷造りが若干落ち着いたころ、携帯、WIFI端末を複数台用意してその時に備えます。

すると発売開始の午前10時から30分ほど前倒ししてカウントダウンが始まりました。

「5: 15pm」って何のことやねん?!というのはさておき、いつものようにドキドキしながら発売開始時間を待ちます。もちろん購入時に慌てないようにあらかじめCoSportサイトへのログインを済ませていたことは言うまでもありません。

一般発売開始!

午前10時ちょうど。

用意していたモバイル端末3台のブラウザー画面が一斉に切り替わりました。

わー。もっとも早い順番でも4000番台かー。

あとのデバイスは6000番台および1万番台と、かなり絶望的な感じ。

1万番台で待っていてもしょうがないのでいったん列から離れて再度並びなおしてみました。

すると1万2千番台。

つまり1万2千デバイスが順番待ちをしているということですね。自分のように複数デバイスから同時にアクセスしている人も多いでしょうから、少なく見積もっても5000~6000人ぐらいは並んでいることになります。でもこれって多いのか少ないのかちょっとわからないですけどね。

これまでの経験からすると4000番台はきついだろうなぁというのはわかります。順番が回ってきたころにはほとんどチケットは残っていないかも。

そして「It’s Your Turn」と表示されて自分の順番が回ってきたちょうどその時

引っ越し屋から「今着きましたー。駐車場ないんすけどどうしたらいいっすかねー」という電話が・・・。

「ちょっと待ってね。今、外に出るから」

と言って電話をいったん切ると、待たせちゃ悪いんですが、ちょっと時間を取らせてもらってチケットの販売状況を確認。

ゴルフ、ソフトボール、野球、カヌー、バドミントン、柔道、馬術、フェンシング、体操、ホッケー、ラグビー、卓球などが出てますねー。

がしかし、福島会場のソフトボール予選は販売されておらず、ゴルフも男子初日のチケットは売りに出ていません。

で、最近までまったく食指が動かなかったスポーツクライミングが出ていてものすごくそそられました! 日数が限られかつ会場が広くないのでチケットの絶対量が少ないのであまり切符の出ない競技です。年末に日本でテレビを見ていてスポーツクライミングの選手がお茶の間を賑わせていてすごいなーと興味を持ったのが単純な理由。ルールも分かりやすいし日本人選手が出ない日はありません。しかしチケットが出ていた8月6日の夜はすでに他の競技が入っているので残念ながら個人的にNGでした。

柔道も観たいっちゃ観たいんですが・・・。日程もやりくりできそうなものの、果たして大多数を占める日本人選手以外の試合を飽きずに見ていられるかどうか自信がないのでバスです。バドミントンも同様です。ここまでくるとプレイヤーが日本人であろうとなかろうと観ていられる、個人的に興味のあるスポーツを観戦したいですよね。

興味といえば、世界中の視聴者の興味・関心を惹くであろう陸上男子100メートル決勝のチケットが出ていました。

個人的にはこれも理由が似ているかなぁ・・・。他の競技や注目選手以外を観ていられる自信がありません・・・あと何と言ってもチケット代が1000ドル(11万円)を超えるわけで、野球・サッカー・レスリングの高額チケットですでに散財しているこの状況でなかなか手が出ないですよねー。実際、このチケットは暫く売れ残っていました。

引っ越し作業に戻ります・・

なのでチケット購入に進むことなく、引っ越し作業に進むことになりました。

初めての引っ越し業者を使ってのアメリカ国内移動は、日本の軍隊のような引っ越しスタイルと違い、こちらでは私服の若者2人がトラックとともにやってきます。駐車スペースまで誘導し、中身の薄い世間話をし、軽く打ち合わせをした後、簡易包装した家具をスタッフがどんどん運び出していきます。

やることがなくなったのでCoSportで再度オリンピックチケットをチェック。

でも興味を引くような競技・種目はもうなかったですね・・。

これまでの戦績

荷ほどきを含めて3時間で終わった引っ越し作業。

それとほぼ同時進行で進んだ第四弾五輪チケット一般発売。

今回は収穫ゼロに終わりました。

6月抽選販売全滅0
7月一般発売開始 馬術 1
唐突な追加発売 バスケ、3on3、ハンドボール(x2)、
ホッケー、ウェイトリフティング
6
更なる唐突な追加発売 ゴルフ(x4)、ウェイトリフティング5
10月 第二次発売開始 全滅0
唐突な追加発売 ゴルフ、バレーボール(x2)、
ハンドボール、レスリング
5
11月唐突な追加発売水球、サッカー 2
更なる唐突な追加発売購入なし0
また唐突な追加発売サッカー1
12月年の瀬の追加発売アーティスティックスイミング1
1月新年の追加発売ゴルフ(x2)2
第三次発売開始野球1
2月第四次発売開始 購入なし0

引っ越したので購入済みチケットの送り先はどうなるのかなぁとCoSportにメールで問合せたものの数週間たっても返答なし。予想はしていましたが、まぁよくある質問に丁寧に答える義務は感じてないのでしょう。

というわけで、このところ何度も言っていますが、男子ゴルフの初日と福島会場の女子ソフトボールが取れれば言うことなしです!

チケット先着順販売・第三弾!

五輪チケット 2回目抽せん販売で50万枚残る」という見出しが日本のオンラインメディアに踊った丁度その日、アメリカの五輪チケット公式販売業者 CoSport からこんなメールが届きました。

「1月16日(木)東部時間午後3時に新たなチケットとパッケージ販売を行います」

五輪組織委員会から新規にチケットを割り当てられたとのことですが、日本の組織委員会からチケット売り残りに関する発表とタイミングが合い過ぎているな・・・。

これが何を意味するのかはさておき、1月16日に始まるチケット販売に関するメールを、前日の1月15日午後に送ってくる CoSport ってすごいな・・・。何か急ぐ理由でもあるんでしょうか? あるんでしょうね。というか単純に担当者のコミュニケーションミスだったりして。

詮索はさておき、 これで CoSport US の3度目の「公式」先着順販売です。

  • 1度目: 7月
  • 2度目:10月
  • 3度目: 1月(今回)

偶然なのか、計画的なのか、ちょうど3か月おきですね。

「公式」と呼んだのは、何度も続報したように、その間になんのアナウンスもなくチケットが追加販売されてきたからです。ボクはその恩恵を多大に受けてきました。

この3度目の追加販売のメールを受信した直後に送り主の CoSport のウェブサイトを見てみると、 各国/地域の販売開始予定時間とともに「New Olympic Ticket Sales Start」とアナウンスがあり、

トップページ

競技一覧ページ

売れ残っていたチケットに関する情報も一旦すべてリセットされていました。

販売開始前に

翌日のチケット販売開始日は平日です。仕事中です。かつ終日会議中です。w)

自分の住む西海岸ではちょうどお昼12時からの販売開始。

かと言ってこれまでの経験から12時に並んだのでは遅すぎるため、事前準備が必要です。

試しに開始3時間前にアクセスしたら、もう待ち時間ができてる!

”You are in queue for CoSport’s EU and Middle East Sale

・・・・よくよく見ると「欧州連合と中東在住者向けの販売」と書いてあるではないですか。

そうか、CoSport が管轄している他の地域では一足先に発売が開始れていたのね。当然ながらアメリカ在住者は他の地域向けのチケットは購入できません。

改めてアメリカ西海岸での販売30分前の11時半にスタンバイします。

会議室に持ち込んだノートパソコンのブラウザ2個、携帯電話のブラウザ1個で対応します。

すべて CoSport のサイトのログインしておきます。 先着販売過去2回とも、ログインで時間を無駄にしたからです。

1月16日(木)第3弾販売開始

午前11時半、3つのブラウザから CoSport のトップページに一斉にアクセスし、販売開始のカウントダウンが始まりました。

30分後の午後12時。各ブラウザに待ち人数が表示されます。

携帯電話は4000人台、ノートPCのブラウザ1個も似たような待ち人数でしたが、同じPCの別のブラウザがグッドジョブ!  ウェイティングリスト400人台から始まりました。 過去、こんな少ない待ち人数は初めてです!

あッという間に半分の200人台に減り、販売開始から7分後にはゼロになり、「It is your turn」(=あなたの番です)とのメッセージに切り替わりました。

CoSport のトップページが自動表示され、いつものように競技別一覧ページにアクセスします。

販売開始7~8分後にチケットが残っていたのは約17競技。

水泳、バドミントン、野球/ソフト、フェンシング、ゴルフ、射撃、サーフィン、卓球といったところが目に留まります。

まずはゴルフを見るわけですが、残っていたのは個人的にチケット取得済みの女子のセッションが中心。なのでパス。

水泳は個人的に初めて「男女高飛び込み」が出ているのを発見しました。でも日程的に厳しいかな・・。競技時間が1時間だけですし。

ソフトボールは以前も出ていた3位決定戦のセッションのみ販売中。購入済みのチケットと日程が重なっているのでこれもパス。

バドミントン、卓球も日程の調整が付きそうにないのでパス。

フェンシングは遠い幕張メッセなのでパス。w) 

サーフィンは、よく知らないので・・・。

バスケは女子決勝、男子準決勝/3位決定戦はあるのですが、男子決勝がないのでパス。w) すでに予選1試合を押さえてますし。

上のスクショには映っていませんが、テニスなんてのもありました。それもなんと男子シングルス決勝女子ダブルス決勝を含む人気セッションのみが!

まだ売りに出ている D席のチケットを試しにショッピングカートに入れようとしたら、「すでに売り切れ」だって・・・。前もこんなことあったなぁ。

バレーボールを覗いてみると、おそらくほとんどのセッションが売りに出ていたと思うのですが、なんとその中に女子決勝がありました!

しかし、ショッピングカートに追加する際、「1枚のみ購入可能」とのメッセージが出たためパスです。

我ながら選り好みし過ぎかな。

野球!

個人的にゴルフに次いで観たい競技の野球

これまでチケットを取れなかったどころか、チケットが売りに出ている場面に遭遇することすらありませんでした。

しかし今回「Baseball」の詳細を覗くとどうですかっ!

野球の決勝です!

チケットが唯一販売されている、または唯一売れ残っているのが決勝ってどういうこと!?

「すでに売り切れ」と言われないかビクビクしながらショッピングカートに希望枚数を追加・・・・・・・入ったっ! ログイン済みだったので瞬間対応できました。

というわけで野球決勝のチケットをゲットしました。

ただ、野球の決勝は、すでにチケットを取っている男子サッカーの決勝ともろ被りなんですよね。w)  どう対処するかは追って考えます。 サッカーは自分の名前で、この野球は息子の名前で取っているのでまぁフレキシブルに対応しましょう。(どうやって?)

これまでの戦績

アメリカの公式販売業者である CoSport の五輪チケット先着順販売第3弾で押さえたチケットは野球決勝のみ。

というわけでこれまでのチケット獲得履歴はこんな感じになりました。

6月抽選販売全滅0
7月一般発売開始 馬術 1
唐突な追加発売 バスケ、3on3、ハンドボール(x2)、
ホッケー、ウェイトリフティング
6
更なる唐突な追加発売 ゴルフ(x4)、ウェイトリフティング5
10月 第二次発売開始 全滅0
唐突な追加発売 ゴルフ、バレーボール(x2)、
ハンドボール、レスリング
5
11月唐突な追加発売水球、サッカー 2
更なる唐突な追加発売購入なし0
また唐突な追加発売サッカー1
12月年の瀬の追加発売アーティスティックスイミング1
1月新年の追加発売ゴルフ(x2)2
第三次発売開始野球1

これで通算11競技13種目24セッションのチケットをゲットしました。

あとは願わくば、残る男子ゴルフの初日と福島開催のソフトボールを取れれば言うことなしです! 追加販売に期待したいと思います。

先着順販売・新年も続くよ

2019年7月に始まった五輪チケット先着順販売から早半年。何度も書いているようにこの間に唐突なる追加チケット販売を経て、いよいよオリンピックイヤーがやってきました。そして突然のチケット追加はまだまだ続く様相なのであります。

いつものようにあくまでも自分のチェックしていた範囲内でという前提ですが、アメリカの公式販売業者 CoSport のサイトにおいて、まず新年1月2日から陸上競技のセッションが大量にドロップされました。先に言った男子100M決勝のチケット(B席 1,100ドル超)を含みます。

そして1月6日(月)からはバドミントン、アーティスティックスイミング、アーチェリー、バスケットボール、空手、ボート、サーフィン、バレーボール等のセッションが大量投入されました。

バスケットボールは女子決勝、男子3位決定戦のメダルセッションを含みます。男子決勝は出ていませんでしたが、 男子準決勝2セッションは売りに出ていて、これを両方取れば90%以上の確率でアメリカドリームチームの試合を観られるなぁなどとも思いました。

チケットが高いのと、購入済みの女子ゴルフ、レスリングと被っているので買いませんでしたが。

空手は日本でのオリンピックなので興味はあるのですが、競技自体にあまり関心がないのでパスです。

バドミントンは、先日実家に帰省した時に父親が見たがっているのを知ったのですが、日程が被っているのでいったん見送りです。日本ではチケットの競争率が高い競技なので興味はありますし、五輪期間中の拠点から比較的交通の便がいいのでタイミングが合えば行きたいのですが。

ゴルフ、ゴルフ、ゴルフ!

アメリカ帰国後の時差ボケと、休み明けの激務で意識もうろうとしていた1月9日(木)早朝。

モバイルアプリのメールボックスを開くと、いよいよ待っていたものが来ていました!

男子ゴルフのセッションに関する Tickets Site Tracker からのアラートメールです! 

「GLF03」は男子ゴルフ3日目のチケットのこと。

CoSport にアクセスすると、ついでに「GLF04」、つまり男子ゴルフ最終日=メダル確定日のチケットも出ているではないですか!

「GOLF」が追加!
男子ゴルフ3日目のセッション
最終日のセッションも

早朝開催のミーティング参加のためにすぐにでも身支度をしなければならないのに、ボーっとした頭と指で男子ゴルフ3日目と最終日の購入を急いで確定させました!

やったー。

女子ゴルフは4日間すべてのチケットをすでに押さえていたのですが、男子ゴルフは2日目だけでした。世界ランキング上位にいるタイガー・ウッズが出るかもしれない、そのタイガーに続きZOZO選手権で2位に入った松山英樹がメダルを狙えるかもしれない、アメリカでは男子ゴルフの方が遥かに人気がある、といった理由から男子ゴルフのチケットはなかなか厳しいなぁと思っていたのですが、ひとまず4日間のうち3日間を確定させることができました。

この時のために我慢して他競技のチケットを購入しなかった甲斐がありました・・・。埼玉で開催されるゴルフ観戦はほぼ丸一日つぶれてしまうので日中に他の競技を入れられないのです。

残るは男子ゴルフの初日のみです。

この日、起床前に1日目のチケットも出ていたようで、ちょっと惜しいことをしました。次回放出に期待します!

これまでの戦績

前回言ったようにチケット購入を見送った回の追加販売は追加しないことにして、今回、ゴルフ1種目2セッションを購入済みリストに追加できました。

6月抽選販売全滅0
7月一般発売開始 馬術 1
唐突な追加発売 バスケ、3on3、ハンドボール(x2)、
ホッケー、ウェイトリフティング
6
更なる唐突な追加発売 ゴルフ(x4)、ウェイトリフティング5
10月 第二次発売開始 全滅0
唐突な追加発売 ゴルフ、バレーボール(x2)、
ハンドボール、レスリング
5
11月唐突な追加発売水球、サッカー 2
更なる唐突な追加発売購入なし0
また唐突な追加発売サッカー1
12月年の瀬の追加発売アーティスティックスイミング1
1月新年の追加発売ゴルフ(x2)2

計23セッションで、大分いい感じのポートフォリオになってきました。

あとは男子ゴルフ初日とソフトボール@福島と野球のチケットが取れれば言うことなしです!

チケット先着順販売・年の瀬も続く

7月に先着順販売が始まってから、これまで何度も書いているように、忘れたころにやってくる追加販売

クリスマス12月に入っても止む気配がありません。

いつものようにアメリカでの公式販売業者 CoSport のサイトをチェックしていると、12月4日の水曜日、販売中の競技の数が増えていました。

チケットの値段が高いからかずっと売れ残っているボクシングとバスケットボール予選以外、バスケ3オン3、サッカー、ハンドボール、バレーボールは今回新たに追加されました。

ハンドボールとサッカーに至っては決勝を含んだメダルが確定する試合をいくつも含んでいます。

ハンドボール男子決勝と女子決勝
サッカー女子3位決定戦

ただ、個人的にはボクシング以外すべての競技のチケットをすでに取っていますし、メダル確定の試合はスケジュールが被っていて物理的に参加不可能。全体的にメダルのかかった球技の試合は8月5~8日に固まっていますよね。例えばサッカーと野球の試合も8月8日土曜日の夜にスケジュールされていて、両方をフルで見るというのは不可能です。

ということでこの12月4日の販売追加はパス。

なかなか食指が動かなくなってきました・・・。

クリスマス前の大放出

今年も年末は日本に帰省しました。別途その模様は紹介しますが、東京の自宅で、CoSport の追加販売を追っている Tickets Site Tracker のアラートメールを受信するとは!

アメリカの午前=日本では夜中にあたる時間帯にアラートメールが送信されたのでリアルタイムで捕まえることは不可能でした。日本では競争率の高い卓球なども数多く出たようです。

それでも今回12月20日(金)(=米国時間12月19日)のチケット放出はなかなかのもんです。自分がサイト上でチェックできた限りでも、水泳、アーチェリー、陸上、ボート(Rowing)、セーリングといった競技までラインナップされています!

屋内の水泳競技に興味があったので詳細を覗いてみると、アーティスティックスイミング(旧・シンクロナイズドスイミング)のチケットが出ているようです。

アーティスティックスイミングにはデュエットとチームの2つの競技がありますが、今回はデュエットの販売が中心。

メダルの確定する最後のフリールーティーンの値段ははっきり言って高いです。w) その前のテクニカルルーティーンになると値段は3分の1以下になります。

ということでお財布に優しいデュエットのテクニカルルーティーンを購入

決め手はもちろんチケットの価格もあるんですけど、同じ日に開催される水球のチケットをすでに取っていまして、 同じエリアにある辰巳国際水泳場とアクアティクスセンターをはしごすれば効率がいいじゃないかーというのも理由です。次の競技開始まで2時間以上あるので、入退場の混雑に巻き込まれてもなんとかなるだろうと多少楽観視しています。

日本からだから?

アーティスティックスイミングのチケットを、いつものように CoSport のサイトから購入手続きしたわけですが、今回はすぐには注文が確定しませんでした

CoSport側で一旦確認する旨のメッセージが表示され、いつもはすぐに送られる確認書ならびに領収書が、数時間経ってから送信されてきました。

購入手続きをしたのが日本からだったからでしょうか。アクセス者のIPアドレスを見られている可能性はありますね。日本のチケット販売サイトの場合、海外のIPアドレスからのアクセスは完全に拒否されますが、CoSport はそういう意味では若干緩いですよね。でも販売業者側でのチェックが入るとは思っていませんでしたが。

年の瀬まで続く・・

日本時間の12月24日、そして大みそかの12月31日にもチケットが放出されたようです。 自分が追っていた範囲内だったので、実際の追加発売頻度はこれよりも高かったでしょうね。

これまたアメリカ時間での発売だったため出遅れ、かつ予定がすでにかち合っていたので購入には至りませんでしたが、バドミントン、柔道、ラグビー、ソフトボール、空手、サーフィンなど、涎ものの競技のチケットが出たようです。

その中でもまじかよーと思ったのが男子100メートル決勝を含む陸上のセッション

まだ売りに出るんだー、と驚くと同時に、B席 1,100ドル(=12万円)超のチケットがなかなか無くならない。w)

オリンピック最大のハイライトとも言える種目といえど、そう簡単に手の出る値段じゃないですよねー。

ボクも購入しませんでした。

これまでの戦績

12月に数多く起きた追加販売で購入したチケットはアーティスティックスイミングのみでした。

というわけで6月の抽選販売からこれまでのチケット購入履歴は以下のようになりました。

6月抽選販売全滅0
7月一般発売開始 馬術 1
唐突な追加発売 バスケ、3on3、ハンドボール(x2)、
ホッケー、ウェイトリフティング
6
更なる唐突な追加発売 ゴルフ(x4)、ウェイトリフティング5
10月 第二次発売開始 全滅0
唐突な追加発売 ゴルフ、バレーボール(x2)、
ハンドボール、レスリング
5
11月唐突な追加発売水球、サッカー 2
更なる唐突な追加発売購入なし0
また唐突な追加発売サッカー1
12月年の瀬の追加発売アーティスティックスイミング1

追加販売が頻繁過ぎるので、もう「購入なし」だった回の履歴は追加しません。w)

これで合計21セッションになりました。五輪期間中のスケジュールもだいぶ埋まってきたので、あとはゴルフの男子残り3日とソフトボール&野球が取れれば言うことなしです!

マラソンの会場が変更になったのに(3)

11月1日に札幌への会場移転が決定した後、アメリカでの公式販売業者の CoSport でなかなかファンキーなチケットの取り扱いをしていることに関する続報です。w)

12月中旬、マラソンのチケットが追加されました。

詳細に「Sapporo Odori Park (札幌大通り公園)」の「Mens Marathon Final(男子マラソン決勝)」と記載されており、

確かに情報はアップデートされています。

しかし、「This is a non-ticketed event. (チケット不要)」とありながら、B席46.57ドルの表示がありますわ。

あえて購入に進もうとすると、

うまい具合に「Quantity(枚数)」を選べないようになっています。

それでもあえて注文を確定しようとすると

「ショッピングカートに追加するには枚数を選ぶ必要があります」というエラーメッセージが出て購入プロセスに進めないのでありました。

そりゃそうだ。

マラソンのチケットを買えたらおかしいもの。

ただ、ちょっと紛らわしいよね。

チケット先着順販売・まだまだ続くよ

7月の一般先行発売から早4か月。ここで何度も言っているように幾度とない突然のチケット追加販売を潜り抜け、またしても新規チケットが放出されました!

アメリカでの公式チケット販売業者 CoSport のサイトをランダムに 2~3回チェックするのが日々のルーティーンとなっている昨今。

11月18日に新規追加された料金高めのボクシングだけずっと売れ残っているのが気になるぐらいで、バスケやハンドボール予選のチケットはどうにか売り切れた(もしくは他国に回された)ようです。

と思っていた 11月25日 (月)、ふとチェックすると追加販売がまたまた来てましたー。自分の知る限り、今月3度目の追加販売です。

セッションは予選中心

バスケ、ハンドボールなどの予選がまた追加になっています。バレーボールは開幕直後のセッションが中心です。

そんな中で目に留まったのがサッカー女子

開会式2日前に開始される女子予選、それも札幌、鹿島など地方都市でのセッションが追加販売の中心となっています。

東北の仙台だっぺよ

注目したのは、仙台の宮城スタジアムで行われるセッション。

(”Medal Competition” とありますが誤植ですね。メダルの絡まない単なる予選ラウンドです。)

22日と25日の予選ラウンドが出ていたので、都合のよさそうな方のチケットを購入しました! 一時帰国の際に挨拶に行こうと思っている地元福島から1時間程度。東北で夏のオリンピックが開催されるなんて夢のまた夢というか、まぁ実際誰も考えもしなかったし想像もできなかったことなので、元・東北民としてはぜひ参加したいと思っていました!

これまでの戦績

今回購入したのはサッカー女子予選@宮城スタジアムの 1 セッションのみ。

結果、これまでのチケット購入履歴はこうなりました。

6月抽選販売全滅0
7月一般発売開始 馬術 1
唐突な追加発売 バスケ、3on3、ハンドボール(x2)、
ホッケー、ウェイトリフティング
6
更なる唐突な追加発売 ゴルフ(x4)、ウェイトリフティング5
10月 第二次発売開始 全滅0
唐突な追加発売 ゴルフ、バレーボール(x2)、
ハンドボール、レスリング
5
11月唐突な追加発売水球、サッカー 2
更なる唐突な追加発売購入なし0
また唐突な追加発売サッカー1

サッカーはここ2度のチャンスで男子決勝と女子予選をゲット。

これでセッションが一つ増え、合計 12競技20セッションのチケットを購入しました。

しかしここまでのアメリカでの販売状況を見ていると、もちろん国によって競技ごとの人気・不人気、発売枚数の違いなどはありますが、総じてバスケットボール、ハンドボール、サッカーの予選、特に女子の種目に関してはチケットが取りやすい状況にあるといえますし、同様のことが日本でも言えるのではないでしょうか。

とにもかくにも、引き続き、同じ東北でもろに地元の福島のソフトボール、男子ゴルフ残り3日間、ハマスタの野球などのチケットをできれば取りたいです!

チケット先着順販売・またまた大放出!

7月の一般先行発売から4か月が過ぎ、その間にも突然のチケット追加販売が何度もありましたが、最後の大放出から1週間もない 11月13日(火)、自席で仕事に没頭していると、Tokyo 2020 Ticket Tracker からアラートメールが届きました!

組織委員会とも、公式チケット販売業者のCoSportとも関係のない第三者によって作られた Ticket Tracker については以前説明しましたが、スパムフォルダーに入ることなく、リアルタイムで受信箱に入ったのはこれがやっと2回目です!

すごいセッションが出ている

アラートメールによると自分が状況を特に注視している卓球(TTE07)、バレーボール(VVO45)、バドミントン(BDM01, 03, 05)等、チケットが出たとのこと。

このアラートメールによるとその他にも

  • 野球決勝(!)
  • テニス男女シングルス決勝(!)
  • 水球男子決勝
  • 水泳飛び込み男子決勝
  • ハンドボール女子決勝
  • 柔道男子90キロ級決勝
  • マウンテンバイク女子

といった涎が出そうなセッションの席も再発売されたようです!

しかし自分が CoSport のサイトにアクセスしたときにまだ売れ残っていたのは野球やテニスを除く15競技。

そもそも出た数量自体少ないのでしょうが、アメリカでもメジャースポーツの野球やテニスのチケットはさすがに売り切れるのが速いですね。

ボクシングのチケットが初登場

今回の目玉は何と言ってもボクシングでしょう。裏で色々と揉めていて東京五輪での開催が危ぶまれていました。したがってチケット販売もここまで延びてしまいました。

ボクシングの競技会場は両国国技館。大相撲で使われているマス席がそのまま導入されます。

解説に書かれているのは、「B席は低いフェンスで囲われている、一つあたり2人の”MASU”ボックスシートとなり、お客様には靴を脱ぎ床にお座りいただきます。なお、他のお客様とお相席いただく可能性があります。」といったところでしょうか。

大相撲では通常一枡4人なのに、2人ってどういうことなのだろう? 最後列の2人用升席のことを言っているのだろうか? まぁ枡席は狭いですからね。体格の大きい欧米人が4人で座るのは厳しいかもしれません。

ただ、チケットの値段が軒並み高いです。その枡席で400ドル、椅子席でも200ドル超って、ほとんどがメダルの絡んだセッションとはいえ、果たして売れるんでしょうか。

サイトが重い・・・

日本の親戚がバレーボール男子を見たがっていたので、予選のチケットをカートに入れるべくログインしようとしますが、認証が全く進まない!

そうこうしているうちに CoSport のサイトがどんどん重くなってきました。チケット発売に気が付いてアクセスを開始したユーザーが多いのでしょう。

しまいには HTTP 502 のサーバーエラーが出始める始末。

負荷にサーバーが耐えられない状況は、一般販売開始時とまったく変わりません。

先日言ったように、自分のアカウントでは30枚という購入枚数制限にひっかかりそうなので、ムスコのアカウントを作って対応することにしていました。w) 利用規約を見る限り、購入に年齢制限はなく、支払いも本人のクレジットカードを使う必要はないので、どうやら行けそうです。

しかしサーバーエラーが解消することがなく、ムスコのアカウントで認証もできないので、先に進みません。

そうこうしているうちに、先ほども言ったような超大物のチケットはすでに売り切れ、かつ個人的に注目していたセッションも売切れたり購入済みの種目と時間が重なっていたりとで、今回はカートにチケットを入れる手続きが滞っています。

1時間ほど格闘した挙句、まだチケットの売れ残っている競技は多くあるものの、日本の親戚が欲しがっていたバレー男子のチケットもソールドアウトになり、今回は購入を見送らざるを得ませんでした。

これまでの戦績

卓球男子団体3位決定戦など、悩んだセッションはあったものの、この日はチケットを 一枚も購入せず。結果、これまでのチケット購入履歴はこうなりました。

6月抽選販売全滅0
7月一般発売開始 馬術 1
唐突な追加発売 バスケ、3on3、ハンドボール(x2)、
ホッケー、ウェイトリフティング
6
更なる唐突な追加発売 ゴルフ(x4)、ウェイトリフティング5
10月 第二次発売開始 全滅0
唐突な追加発売 ゴルフ、バレーボール(x2)、
ハンドボール、レスリング
5
11月唐突な追加発売水球、サッカー 2
更なる唐突な追加発売購入なし0

引き続き合計 12競技 19セッションのチケットゲットから変わりません。

他の注目競技には目もくれず、終日時間を空けている男子ゴルフ残り3日間、浜スタの野球、福島のソフトボールなど、できればチケットを取りたいです!

チケットの購入手順は?

先日の、もう何度目か分からない突然のチケット追加販売の際、購入に至るまでの一連のプロセスをスクリーンショットにキャプチャしたので、 通常の日における実際の支払完了までのプロセスをお見せしましょう。

なお、ここではパソコン/タブレットの表示画面をお見せしていますが、スマホ端末でもプロセスはほぼ同じです。

1. CoSport サイトにアクセス

まずアメリカでの公式チケット販売業者の CoSport のサイト(https://cosport.com) にアクセスします。

・・・が、一般発売の日などはこのページを表示するまでに一苦労したりします。

なんとかうまくアクセスできると、いきなり東京オリンピックのパッケージ (Packages) ならびに個別チケット (Tickets) 販売ページへのリンクとボタンが目に飛び込んできます。

2.ログイン

どんなチケットが販売されているのか早くチェックしたい気持ちをグッと抑えて、事前に登録したアカウントでログインしておきます。チケット購入のプロセスで慌てないようにするためです。w)

メールアドレスとパスワードを入力して CoSport サイトへのログイン完了。

・・・なのですが、混雑しているときは「LOGIN」ボタンをクリックしてから反応がなく、ここで一番時間をロスしたりします。

3.競技種目の選択

トップページで「View Tickets」ボタンをクリックすると、「Tickets」ページに遷移します。競技別 (SPORTS)、日程別 (DATE)、会場別 (VENUES) にアクセスできますが、デフォルトの競技別一覧ページがもっとも見やすいと思います。

表示されている五輪対象33競技すべての種目でチケットが購入できるわけではありません。というかたいていの場合そのほとんどが売り切れています。w)ひとつひとつ競技別に確認してもいいのですが、「EXCLUDE SOLD OUT」というチェックボックスを選択すると、まだチケットが残っている競技のみに絞ることができます。

競技のボタンをクリックすると種目が表示され、

「SELECT」をクリックしてセッション選択画面に推移します。

4.セッションの選択

日付と時間と残っている券種を見て、購入するチケットを決定します。

座席種別 (Category) と枚数 (Quantity) を選択し、カートに追加 (ADD TO CART) ボタンをクリックします。

5.カートへのチケットの追加

ショッピングカートにチケットが無事追加されると、「Item(s) successfully added to cart!」(カートにアイテムが追加されました!)と表示されます。

45分以内に支払い手続きをしなければならないため、制限時間のカウントダウンが始まります。w)

ただし、1アカウント当たり購入可能の枚数は30枚。それを超過すると「30枚を超えました。」というアラートが表示され、カートにチケットを追加できません。

「Back To Tickets」をクリックすると先ほどの競技一覧画面に戻り、他の競技のチケットを追加することもできます。

一通りカートへのチケットの追加が終わったら、「MY CART」リンクをクリックして購入手続きへと進みます。

6. カートで注文内容確認

ショッピングカートで注文内容を確認します。 気に入らなければ「Remove」(削除)リンクで自由にカートから削除することが可能ですが、この時、ワタシは水球 (Water Polo) とサッカー (Football) のチケットをカートに入れており購入手続きに進むところでした。

ページをスクロールして米ドル表示の合計金額を確認し、”Save & Continue” ボタンをクリックします。

7. 支払&発送情報の確認

続いてチケット代の支払いに必要な名前、住所、電話番号、メールアドレスなどの情報を確認します。デフォルトでアカウントに紐づいた情報が表示されますが、他人を支払&受取人として設定することも可能です。

問題がなければスクロールして「Save & Continue」をクリックします。私は以前すでに同じアカウントでチケットを購入済みなので、チケットは一緒に発送される旨、記述がありました。

8. 利用規約の確認と同意

「Terms & Conditions」・・あまり読む人はいないと思いますが、利用規約を熟読します。

同意して購入手続きを進めるためには「Enter Initials Here」というテキストボックスに自分の名前のイニシャル2文字を入力し、「Agree and Continue」ボタンをクリックします。

9. 支払方法の選択と情報の入力

チケット代金の支払い方法をクレジットカード、デビット(銀行)カード、ペイパルなどから選択します。(日本のようにコンビニで現金で支払うというオプションはありません。)

ワタシはクレジットカードを選択したので、自分の VISAカード情報を入力しました。特に問題なければ再度合計金額を確認して「Submit Order」(=注文確定)ボタンをクリック。

10. 購入手続き完了画面

特に問題なければ 「Thank you for your order」(=ご注文ありがとうございました。)というメッセージが表示されて支払い手続きは完了。

11. 購入内容の確認

上記画面の「Print your Purchase Confirmation」もしくは「download your Purchase Confirmation now」リンク、または指定のメールアドレスに送られてくるリンクを開くと、PDF で購入内容を詳細に確認することができます。

何か不都合があった時、この領収書が役に立つのかもしれませんね。

アメリカでのオンラインショッピングに慣れている人にとっては、イニシャルの入力以外、ごくごく標準的な購入手続きプロセスだと思います。

カートにチケットを入れてから45分以内に購入手続きを済ませる必要があるため、画面下部に表示されているカウンターが気を焦らせますねー。

チケット先着順販売・また突然の大放出!

10/10に先着順販売・第二弾があって速攻売り切れ、その夜に予告なく再度のチケット追加販売があってから約1か月がたちました。

その間、鳴りを潜めていた公式販売業者の CoSport。このまま年末のホリデーシーズンを超すのか?と思い始めた11/8木曜日。いつものように何の気なしに CoSport のウェブページをチェックしてみると・・・前券種売り切れの表示がないではないですか。

またキター!突然のチケット販売

水泳、アーチェリーに始まり、卓球、カヌーなど15競技のチケットが販売されているようです。

慌てて Twitter をチェックしてみると、どうやら2時間ほど前にチケットの大放出が始まったようです!

またしても突然すぎる!

リアルタイム通知サービス Tickets Site Tracker からメールが来ているはず・・・とメールボックスをチェックしてみると、なんとまたしてもスパムフォルダーに入っているじゃないか! それも4通も! ガーン! なにやっとんねん、弊社製品 Out***k!

あー、野球の決勝なんていう日本じゃプラチナチケットが出ていたみたいです。数分で売り切れたようですが、これを逃したのは痛い!

不幸中の幸いは、どうやら男子ゴルフのチケットは出ていないこと。まだ2日目しか取っていないので、見逃しは命取りです。

しかし他の競技のチケットはまだ残ってますねぇ。まず嫁さんが見たいと言っていた水球を覗いてみます。

まだありますね! すでにチケットを取っている競技と被らないように水球女子準々決勝をショッピングカートに入れました!

ただすぐには購入手続きに進みません。なぜかというと1アカウントで取得できるチケット上限の30枚をまもなく超えそうだからです。今後、ゴルフや野球などでまだまだ必要になるかもしれません。ヨメのために残り利用可能枚数を減らしたくはないのです。なのでヨメのアカウントでチケットを取ってもらうのがベスト。よってヨメにテキストします。しかし返事なし。携帯&ネットを見れない環境にいるのかな?

購入手続きまでの45分という持ち時間のカウントダウンが始まっているものの、無駄に時を過ごしたくないので、他の競技のチケット販売状況も見てみます。

  • 卓球団体3位決定戦
  • 陸上決勝各種
  • バスケ 女子 決勝
  • ハンドボール男子3位決定戦
  • レスリング決勝各種

などなど、販売開始から2時間が経過しているのにそこそこいいセッションが残ってますね! その中でもボクの目が釘付けになったのがこのセッション。

  • 男子サッカー決勝

おいおい。

まじか。

確かにローリング・ストーンズのコンサートに何回か行けそうな値段ではあるが、この機会を逃す手はあるか?

正直、野球やゴルフに比べると感心度合いがかなり下がるのは事実です。U-22が中心の選手構成で日本が決勝に残る確率も高くない。 日中は女子ゴルフの最終日だし・・・川越から横浜は遠いな・・・ でもなぁ・・・取らなかったら後悔するよなぁ・・・と思い切ってショッピングカートに入れちゃいました!

ひとりで悩んで興奮していますが、一向にヨメからの返信がありません。

仕方ないので、制限時間10分を切ったとき、購入手続きに進みました。

買っちゃいましたよ、水球とサッカー

これまでの戦績

だんだんと驚かなくなってきましたが、それでも予想を超えたタイミングでやってくるアメリカでの追加販売。

6月抽選販売全滅0
7月一般発売開始 馬術 1
唐突な追加発売 バスケ、3on3、ハンドボール(x2)、
ホッケー、ウェイトリフティング
6
更なる唐突な追加発売 ゴルフ(x4)、ウェイトリフティング5
10月 第二次発売開始 全滅0
唐突な追加発売 ゴルフ、バレーボール(x2)、
ハンドボール、レスリング
5
11月唐突な追加発売水球、サッカー 2

これで合計 12競技 19セッションのチケットをゲットしました。

しかし今回は、これまでと様子が違っていまして、開始から2日近く経った現在でもまだ売り切れになっていません。それどころか男子サッカー決勝を含めてメダル決定セッションがまだ残っています。アーチェリーなんて売れる気配がありません。バスケの予選も当分残っていそうな気配です。

この日11/8は、偶然なのか必然なのか、 日本では第二次抽選販売のスケジュールと詳細が発表になっていました。 しかし日本とアメリカではチケット販売の状況にギャップがありすぎますね。

チケット先着順販売・第二弾!深夜の突然の追加発売!

2時間以上も準備とアクセスに時間をかけたのに、見事1枚も取れることなく撃沈した10/10体育の日のチケット先着発売・第2弾。

しかしこれで終わらない

ソールドアウトを確認した午後以降も、ちょこちょことアメリカでの販売元となっている CoSport のサイトを見ていました。

もちろんチケットは売り切れのまま何の変化もありませんが・・・。

1時間に一度ほど確認していたでしょうか。

二次先着販売が開始され、即日終了したかに見えたその日の夜10時頃、来ました、来ました来ました

何もなかったCoSport のオリンピックチケットページに、競技名のボタンが再表示されているではないですか。

“チケット先着順販売・第二弾!深夜の突然の追加発売!” の続きを読む

チケット先着順販売・第二弾!

10月8日(火)にアメリカでのオリンピック公式販売業者 CoSport から予告なく一通のメールが届きました。

それはまた突然にやってきた!

CoSportのメールによると、いまから2日後の10月10日、またオリンピックチケットの先着順販売を開始するとのこと! 

3か月前の7月で先着順販売は終わったと思っていましたが、ここに来てまたやるのか!

CoSport のウェブサイトにアクセスするとこんなメッセージが流れています。

新規五輪チケット販売開始 // アメリカ木曜午後0時(東部時間)// 販売開始1時間前から待機可能。” といった感じでしょうか。

どの競技のどのセッションが何枚ほど売りに出されるのか、といった情報はまったく提供されていません。 それにしても、CoSport はなんでいつも突然なんだ!

そしてあっという間に2日が経ち、運命の日がまたやってきました。約3か月ぶりの(正式なアナウンスを伴う)先着順一般発売です。

10月10日9時の第二弾一般発売開始!

自分の住んでいるアメリカ西海岸では、発売開始時刻は午前9時。 パソコン2台、モバイル2台を準備して会社の会議室に籠ります。w)

【午前8時】受付開始

CoSport のメールとサイトによると、発売開始1時間前の午前8時から列に並ぶことができるとのことです。なんのこっちゃという感じですが、電話会議が長引く中でうんうんと話を聞くふりをして、8時に CoSport にアクセスしてみることにします。

するとサーバーエラーが発生。w)

アクセスが集中して CoSport のサイトがダウンした模様。

【午前8時30分】やっとキューに入る

その後何度か CoSport のページにアクセスはできましたが、30分ほどして最終的に「Tokyo 2020 Olympics Games – USA」というページが表示されました。

発売開始までカウントダウンが始まり、ひたすらデバイスの前で待ちます。

【午前9時】チケット発売開始

発売開始時刻になると、画面が一斉に「You are now in line」という表示に切り替わり、自分がキューの何番目にいるか教えてくれます。

「Number of users in line ahead of you: 5420」・・・つまり自分の前に5,420人いるということです。自分のように複数の端末からアクセスしているユーザーも多いと思うので、正確には5,420個の端末が自分の前に並んでいるということですね。自分のデバイスの中では、最も小さい数が4,900、大きいものだと12,000ほどでした。3か月前の1次販売では 「PCが1万人、WiFi端末が5千人、携帯が2千人」だったのでやっぱこんなもんかなーと見ていましたが、今回はキューに並ぶのがちょっと遅かったかも・・・。

よって人数が減るのをひたすら待ちます、待ちます、待ちます。

【午前10時20分】ようやく販売ページへ

そして待つこと1時間20分。ようやく CoSport のサイトにアクセスできそうです。

CoSport のページから競技一覧のページに移動すると、チケットが残っている競技はこれだけ。

困ったことにページを再表示すると競技一覧が変わるんですよね。w)  サーバーのキャッシュのせいだと思いますが、 自分が見つけた範囲では、発売開始から1時間20分が経ってこんな感じの競技、セッションがまだ販売中とのことでした。

  • レスリング決勝
  • 野球予選、ノックアウトステージ at 横浜
  • ソフトボール予選 at 横浜
  • サッカー at 札幌、仙台、鹿島
  • ゴルフ女子2日目
  • バレーボール予選、5~8位決定戦
  • 水球予選
  • 柔道
  • 馬術
  • バスケットボール女子予選、準決勝
  • バスケ 3×3 予選、決勝
  • ハンドボール予選、決勝
  • テコンドー
  • ラグビー予選
  • ウェイトリフティング
  • ホッケー、他?

全部売り切れじゃねえか

1. 上のリストを見て、「まだ結構残っているじゃん!」と思った自分がバカでした。

2. 例えば Baseball = 野球を選ぶじゃないですか。

3. お、一番いい A 席が残っている!と思うじゃないですか。

4. なので買うぞ!となり、チケット券種と購入枚数を選ぶわけですが、

5. 「Add to Cart」(=カートに入れる)ボタンをクリックすると・・・

6. 「Only 0 ticket available for this session」=「このセッションで残っているチケットは0枚です」というメッセージが表示されて先に進めません。

つまり、チケットがまだ残っているように見えて実際には売り切れているのです

こんなことが全競技、全セッションに渡って発生。

上記の手順を何度も何度も繰り返しているうちにバカバカしくなり、やがて1時間もすると表示される競技数が減ってきて、とうとう購入可能競技&セッションがなくなってしまいました。

おそらくこれもウェブサーバーのキャッシュのせいで、チケット販売状況ページとデータベース上のチケット残数の同期がとれていないんだと思いますが、それにしても時間の無駄だよなー!

つまりこの2次一般発売では、オリンピックチケットは一枚も取れませんでした

1時間近くスタンバイし、発売開始からさらに1時間20分待たされ、挙句のあてにチケット購入の期待をさせておいて、実際には一枚も購入できる状態になっていないという、散々な結果に終わりました。

しかし今回もアメリカ全土で何人チケットが取れたのかなぁ・・。5千人目の自分がゼロ枚ですから、複数端末からのアクセスを鑑みても2~3千人ほど? 前回7月の最初の一般発売同様、狭き門ですねぇ・・。

しかし転んでもただでは起きないワタクシ。その夜、チャンスは唐突に訪れました!

パラリンピック一般発売

ここまでまったく触れてこなかったパラリンピック

オリンピックが7月22日~8月9日で、パラリンピック開会式が8月24日なのでその間2週間の空きができてしまうことと、さすがに1か月以上も休暇を取るわけにもいかず、かつ子供の通うアメリカ現地校の新学期準備も始まるため、パラリンピックはパスすることに決めていました。

とはいえ、チケット販売状況がどんな感じなのかは気になります。

日本ではオリンピックと同様に9月の抽選販売から始まりますが、アメリカ(おそらく海外)では先着の一般販売オンリー。日本国内の抽選販売結果が出てすぐの10月2日に先着販売が始まりました。

CoSport のトップページにもお知らせが表示されています。

で、一般発売開始から約2日経った10月3日夜現在、チケットはまだまだ絶賛発売中です。

ほとんどの競技とセッションのチケットが絶賛売り出し中であるばかりか、開会式と閉会式のチケットもまだ残っていますよ。

A席とB席が残っている開会式。

誘惑に駆られるなぁ・・・。

日本の抽選販売では落選した人も多いようで、かつ今後の販売スケジュールは不明ですが、オリンピックほどは競争が激しくなさそうです。

チケット一般販売終了後、闇討ち発売が来た!

6月の抽選販売で一枚も取れず、続く7月9日の先着順一般発売で馬術競技のチケットをかろうじて購入した数日後、正確には10日後の7月19日夜

その時は唐突にやってきました。

なにか虫の知らせでもあったのでしょうか。 アメリカで公式にチケット販売を取り仕切っている CoSport のサイトに、何の気なしにアクセスしました。

チケットはソールドアウトのはずなので見ても無駄なのですが、なんとなーくチェックしてみました。

すると、なんとチケットが売りに出されているではないですか!

んー、なんかの見間違いか? でもチケットの購入まで進めるぞ。

  • 男女バスケットボール予選
  • 男女バスケ3×3予選
  • ウェイトリフティング
  • ハンドボール
  • ホッケー
  • その他、その他

何度も言うけど、チケットは10日前の7月9日先着順一般発売時に売り切れになったはずだけど、なんでまた売りに出ているんだ?

でも・・・

騙されたと思って買います!

1日1競技になるよう、日程がバッティングしないように、かつ自宅から遠距離にならないよう、上記競技のチケットをそれぞれ購入しました。

  • 月曜:男子バスケ予選(24,000円!)
  • 火曜:男女バスケ3X3 準々決勝4試合(!)
  • 水曜:男子ハンドボール予選2試合
  • 木曜:女子ホッケー予選2試合
  • 月曜:女子ウェイトリフティング決勝(!)

うわーっ、一気に観戦競技が5つも増えた! 10日前の一般販売初日に勝った馬術を含めて6競技6セッション

まじかっ! ヨメもハンドボールのチケットを買った!(会場が代々木だから近い、ってだけの理由で。)

よくよくSNSなど見てみると、8時間ほど前にチケットがCoSportの販売ページにいきなり流れたんだそう。もっと早く気が付いていれば、ゴルフやソフトボールなどの競技も入手可能だったらしいです!

しかしうれしすぎます。偶然、CoSportのサイトを見ていなかったら買えなかったチケット。CoSport から領収書がPDFでメールされてきて現実のものと確信できました。 

こんな裏技サービス発見

チケットが取れたからいいものの、今回7月19日の唐突なチケット販売は、五輪公式サイトはおろか、CoSport からアナウンスも何もないし履歴もない、完全な闇討ち。不意を突かれた感じ。今後これが続くと仮定してこの不意打ちには今後どう対応したらいいのだ?

CoSportのサイトを始終見張っているわけにもいかないし、どうしたらいいんだろと Twitter を見ていたところ、こんな投稿を発見。

「米国向けのCoSport で新たにチケット販売開始! 男女陸上200m決勝、ホッケー決勝!」

過去の投稿を眺めてみると、CoSport等の販売事業者のサイトにチケットが追加されたと同時に同様の投稿がなされているようです。

でもなんでこいつはチケット販売状況をリアルタイムで追えているんだ? と思うのは当然の疑問。貼ってある os-site-tracker.com というサイトにアクセスしてみました。

すると、なんでも、ロンドン、リオの時も、オリンピックのチケットは販売開始後にも不定期にちょくちょく売りに出されたとのこと。実際7月9日の先着順販売開始からこの日まで何度となくチケットが新規に売りに出されたようです。

まじかー!

でもこの「Tokyo 2020 Tickets Site Tracker」はもちろん無料じゃないです。サービスを受けるには 一人当たり15ドル支払ってくれとのこと。

騙されたと思って払います!

そしてまた騙されてみました。

15ドル払って会員登録。

設定手順は以下です。

  1. PayPalなどの決済方法でサービス利用料 15ドルを払う。
  2. ID とメールアドレスを登録する。
  3. アラートメールを受けたいセッションを一覧から選ぶ。
  4. 設定保存する。

これで選択したセッションのチケットが CoSport サイト上に売りに出されると3分以内にメールが飛んでくるというわけです。

ちなみに Tokyo 2020 Tickets Site Tracker は、CoSportとは何ら所縁も関係もない個人が作ったサービスの模様。 なのでボクも宣伝をしたいわけじゃありません。(むしろ誰も使わないでほしいぐらい。)

でも15ドルで無制限にアラートを受け取れるようだし、これが上手く機能したらすごいんじゃない!?

というわけで、15ドル、オレオレ詐欺されたと思って待ってみます。ちなみにボクはゴルフや野球などのセッションをいくつか登録しました。

ちなみにオーストラリアでは

ちょうどそのころ、CoSportが公式事業者となっているオーストラリアでも抜き打ち販売(?)が始まっていました。

開始から暫く経つのに、まだ女子ゴルフとかが残ってるじゃないですか! 何やってんだオーストラリア人! もうオーストラリア在住のゴルフ好きの同僚に、「女子ゴルフのチケットを買って東京に来い! 宿ならある!」と言ってやろうかと本気で思いました。

またしても唐突に追加発売!

アラートメールを設定してから数日間、メールの受信トレイを注視していましたが Tickets Site Tracker からは何の音沙汰もありません。まぁそんなに頻繁にチケット発売はしねぇよなぁと思いながら念のためスパムフォルダーを覗いてみました。

そしたら来ているじゃん、Tickets Site Tracker からのお知らせがスパムフォルダーに!

メッチャ見逃してました。やばいです。当然チケットは再度売り切れ。払った15ドルがもったいないばかりかメッチャ大きい機会損失。ゴルフが売りに出てたし!

もちろん即座にスパム設定を解除し、ついでに Tickets Site Tracker からメールが来たら他のメアドにも自動転送されるように設定しました。

これで完璧だろう!

今度は唐突な追加販売に対応?

5セッションのチケットを偶然購入し、Trackerサービスに登録してから5日後の7月24日午前。今度はアラートメールをリアルタイムで捕まえました

これが実際のメール。自分が事前に選択したセッションのチケットがまだ発売中の場合、上部に表示されます。この場合、ゴルフ男子の初日、2日目、最終日と、女子の初日と最終日の5セッションが購入可能。

下部に他に購入可能な種目とセッション名がリストされています。 当然状況は刻々と変わるので、CoSport の購入画面にアクセスした時点でこれらのセッションがまだ購入できるかどうかはわかりません。

そして即座に CoSport のサイトにアクセスします。若干重いです。大物が釣れるか?

おおっ!

女子ゴルフのチケットが3日分出ている! 当然買います! ショッピングカートに入れまくります! 畑岡とヘンダーソンとトンプソンとジュタヌガーンの背中が見えました!

やったー! 女子ゴルフの4日間競技のうち、3日間のチケット奪取に成功

やばい、奇跡だ!

いやしかし男子ゴルフはすべて売り切れか・・・。

と思ったらまた新たなアラートメールが飛んできました。

なんと男子ゴルフのチケットが再度出た模様! 当然買います! ショッピングカートに入れます! 松山とケプカとジャスティンローズとジェイソンデイの背中が見えました!

やったー! 1日分ではありますが、男子ゴルフのチケット奪取にも成功

すぐにヨメにも連絡を入れます。すると彼女はウェイトリフティング女子55キロ級決勝を家族分購入した模様。 でかした! 八木かなえの背中どころか笑顔まで見えた気分! しかしこれは先日購入した男子バスケ予選と日程が被ってるぞ。どうする?!

・・と我が家はお祭り状態ですが、個人的にはゴルフ全日程の半分のチケットを押さえることができて大満足、どころの話じゃなくて仕事中に大きなガッツポーズ。

もう Tickets Site Tracker 様様でございます。これなきゃリアルタイムでの迎撃は無理でした。

6~7月の戦績

ここまでの我が家の結果を見ると

  • 抽選発売:全滅 (0)
  • 一般発売開始:馬術 (1)
  • 唐突な追加発売:バスケ、3X3、ハンドボール、ホッケー、ウェイトリフティング(6)
  • 更なる唐突な追加発売:ゴルフ、ウェイトリフティング (5)

ということで計12セッションのチケットを購入できました!

チケット予約はまだ続きますが、早いところ一時帰国用の航空券を押さえなければなりません

チケット一般販売開始!

アメリカで公式チケット販売業者に指定されている CoSport のサイトに掲載されていたスケジュールによると、全滅した6月の抽選販売に続く次のチケットゲットのチャンスは7月の先着順の一般販売とのこと。

ところがここから日本とアメリカではスケジュールが違ってくるんですね。

 ■ 抽選販売以降の日程が日本と違う

日本の場合、先着順販売は「秋以降」とされているのに対し、

CoSport が管轄しているアメリカや他国では、先着順販売(Ticket Live Sales) は「7月9日」(日本時間7月10日)開始とされています。

この 7月9日という日付も、もともと7月2日に設定されていたのですが、処理に時間がかかっているとかいう理由で1週間延期されたのでした。

かつ日本では追加抽選にすり替わった

なおかつ日本では、抽選販売以降のプロセスが大きく変わりました。

  • 抽選販売の落選者を対象とした追加抽選の受付が8月から始まる。
  • 先着順の一般発売はなくなり、二次抽選販売なるものが加わった。
  • 店頭販売と公式リセールは予定通り来年春より。

でも CoSport ではこれに対応する変更のアナウンスはなく、アメリカではどうやらこのままインターネットの一般発売に突入しそうです。

一般発売はあっという間にやってきた

7月4日のアメリカ独立記念日が過ぎ、いよいよ7月9日の一般発売日がやってきました。

上では「2pm EST」と書いてありますが、それはアメリカ東部時刻であって、自分の住む西海岸では「11am PST」、つまり発売時刻は午前11時になります。

アメリカでは東京五輪のチケットに対してどのぐらいニーズがあるのか、どの競技に対して一体何枚割り振られているのかなどまったくわからないまま、 もうこれが事実上の最後のチャンスとみて、かつ争奪戦を見越して、携帯一台、WiFi 端末一台、PC一台の合計3台とともにその時を待つことになりました。

7月9日11時の一般発売開始!

そして運命のアメリカ西海岸時間午前11時がやってきました。

一斉に CoSport のサイトにアクセスします。

め、めっちゃ重いです・・・。トップページにすらなかなかアクセスできない。

再読み込みを繰り返すこと10分後にチケット販売ページにたどり着いたと思ったらこのような表示が・・・。ここで自分の前で待っている人の数とおよその待ち時間を確認することができます。

3台の端末のうち、待ち人数はそれぞれ PCが1万人、WiFi端末が5千人、携帯が2千人でした。というわけで携帯が一番優秀!でも端末が小さいので最も操作に手間取りそう!

Twitter でも同じスクリーンショットをポストしてひたすら順番を待っている同志の姿が散見されるぜ!

待つこと40分。やはり携帯電話が最も先に競技選択ページにたどり着きました。

とてもスクショを取るような余裕はなかったので、Twitterの投稿を参照させてもらいますが、自分がアクセスしたときも残っていた競技はこのぐらいでしたね。

正確に言うと、画面上部の「EXCLUDE SOLD OUT」(売り切れた競技を除く)というフィルターオプションがあるのを知らなくて、競技ボタンの一個一個をクリックしてまだチケットがあるかどうか確認していたんですよね。

先着順販売で急いでいるのに無駄な時間を過ごしてしまいました。

ゴルフも野球もソールドアウトで、次に狙いを定めたのが馬術競技

あるじゃんあるじゃん!まだあるじゃん!

なぜ馬術かというと、競技会場の馬事公苑が東京の自宅の同じ区内にあるから。w) それだけです。

競技内容もよくわからぬまま、かつ調べる時間もないまま、家族分のB席チケットをショッピングカートに入れました!

予約確定まで一苦労

しかしこの後、ショッピングカートの中身をチェックアウトして購入する手順を踏む必要があります。つまりサイトにログインして、クレジットカード情報を入力して、注文を確定させなければなりません。それも40分以内に残りの購入プロセスを終了させないとここまでの努力と辛抱が水の泡になるらしいっ!

引き続きアクセスが集中していてサイトはとても重いです。カートに馬術を入れたまま、他の競技の販売状況も確認したかったのですが、レスポンスの悪いサイトを徘徊しているうちに30分というタイムリミットが超過し、馬術競技のチケットをパーにしてしまうという最悪の状況だけは避けなければなりません。なのでここではいったん馬術競技のチケットの購入確定を最優先とします。

しかしこれもまた一苦労。ログインに数分間を擁し、カード情報を入力して確定するまでさらに待ちました。

で、どうにか馬術競技のチケット購入が完了。 ふぅーと溜息。

その後、再び競技選択画面に戻った時にはすべてのチケットが売り切れていました。

あ、危なかった・・・。発売開始からここまでわずか1時間。

ボクの順番が2,000番目ほどでしたから、つまりわずか1時間でオリンピックチケットはソールドアウトし、かつチケットはわずか2,000~3,000人ほどしか取れなかったことになります。先の抽選販売でどれだけ当選したのかわかりませんが、一般発売がアメリカ全土でわずか2~3千人が対象、かつ各人が4~5枚はチケットを買ったとしても計1万枚程度というのはものすごく狭き門だと思います。

それも自分が本当に見たかった競技のチケットを取れた人ってどのぐらいいたのかなぁ。自分の第一希望はゴルフと野球だったわけで、もちろん馬術競技が確定できて、来年オリンピック時期に日本に帰る理由がちゃんとできたのはとても嬉しいんですが、やっぱり何か足りないような気がします。

でも嫁はとても喜んでましたけどね。それだけでもよかったかな。

あと、購入して分かったのが、いろんな名目で追加料金が発生すること。

  • 外貨手数料(?)(currency conversion fee)
  • 業者サービス料(?)(merchant service fee)
  • 配送料 (Shipping)

合わせて43ドルが上乗せ。

すでに20%のサービス料が乗っていますから、15,000円のチケットが気が付けば23,000円にもなってました・・。 うち配送料の35ドルはこれ以降の追加購入分に対してはかからないようですが、それにしてもアメリカのサービス料ビジネスはえげつない!

しかし物語はこれで終わらない。数日後、CoSportのサイトを覗いてみると・・・

チケット抽選販売に挑みます

 5月9日、日本ではゴールデンウィーク明けですが、アメリカではただの通常営業のこの日、五輪チケット先行抽選販売の受付が始まりました。

シアトル近郊の自宅から、すでに取っていた自分のIDで日本の公式販売サイトにアクセス・・・・できません。何度やってもできません。


どうやら、アクセス集中のせいではなく、海外のIPアドレスから接続していると弾かれてしまうようです。代わりに各国・地域の公式チケット販売事業者 (Authorized Ticket Reseller)からチケットを購入するように、という案内が表示されます。

米国在住者向けサイト=CoSport

するとアメリカの公式チケット販売事業者は、CoSportというサイトであることがわかりました。

「CoSport」・・・・なんか怪しい名前ですね。w)

ウィキペディアによると、CoSport はオリンピックに特化したチケットとツアーパッケージ販売を専門に行っている会社で、米国や豪州、英国、カナダなど複数の国でオフィシャル販売事業者に指定されているそうです。

それなら安心か。W)  先の平昌冬季五輪も、リオ&ロンドンもこの事業者がチケット販売を担当したそうですし。

この日以降、日本の公式サイトの代わりに CoSport との深い付き合いが始まります。

というわけでCoSportの米国居住者向けサイトでアカウント作成を行いました。ちなみにアメリカの携帯番号が必要なので、 持っていない日本居住者がアカウント作成するのは難しいのかもしれません。(抜け道はあるのかもしれませんが、よくわかりません。)

抽選販売スケジュールは日本とほぼ同じ

日本とアメリカの五輪チケット抽選販売スケジュールはほぼ同じようです。

日本はこんな感じ:

2019年5月9日(木)10:00~5月29日(水)11:59

アメリカはこんな感じ:

CoSport https://cosport.com/#tokyoplan から。

なぜかアメリカの方が2日だけ長いような気もしますが、まぁほぼほぼ同じということにしておきましょう。

チケットの値段も日本とほぼ同じ

気になるチケットの値段ですが、額面は日本とほぼ同じようです。 どの時点の為替レートで計算されているのかわかりませんが、日本円のチケット代をもとに1ドル100円ちょっとのレートで計算されています。

この野球予選ラウンドの例ですと、

A券種の値段が13,500円。それを米ドルに換算して130ドル99セント。

この額面価格に20%のサービス料(Handling Fee)が追加されて表一番右の157ドル19セントという合計金額が算出されています。(・・・ん? 何か計算が微妙に合わない気もする)

CoSportから抽選販売に申し込む

一アカウントにおけるチケット申し込みの枚数制限は日本の半分の30枚。

ゴルフを全部観たい! あと野球も観たい! できれば故郷の福島で!

  • 埼玉開催の男女ゴルフ全日
  • 福島開催の野球予選
  • 横浜開催の野球決勝

東京五輪なのにすべて他県だな。w) 他にも見たい競技はあるのですが、枚数制限の関係上これが精一杯。嫁はヨメで別に抽選の申し込みをしたようです。

海外事業者にチケットがどれだけ割り当てられているのかなど全くわかりませんが、この時点では、多くの日本の方々が思っていたように、まぁ最低でも数枚は当たるだろうとタカをくくっていました・・・。

5月末に抽選販売の受付(Ticket Request) が締め切られ、日本と同じ6月20日に抽選結果が発表されるとの報告を受けました!

日本では大盛り上がりのチケット抽選販売ですが、アメリカのメディアで取り上げられている様子は全くなく、ひたすら CoSportからのメールとサイトで情報を細々と得るしかありません。

抽選結果発表前に

そして運命の6月20日、日本のSNS上では「確認ページに接続できない!」という悲鳴があちらこちらから聞こえる中、アメリカでは、突然、結果発表までのプロセスが変更になったことを知ります。

簡単に要約すると

  • 6/22までにもう一度 CoSport のサイトにアクセスして再確認して抽選申込ボタンを押すこと。
  • 6/22までに行われた再確認済みの申し込みのみが抽選の対象となる。
  • 6/24に抽選結果をメールで通知する。

とのことで、チケットの申し込みの再確認をするという、面倒なステップが一つ増えました・・。このメールが期限の3日前に送られてくるんだからすごい。見逃したらこの時点でアウト。恐ろしい・・・。

抽選結果発表

そして遅れること6月24日じゃなくて1日遅れた6月25日に、CoSportからメールが届きました。

つまるところ

  • 抽選結果は CoSport にお持ちのアカウントで確認可能。

なるほど。

メールに抽選結果が書いてあるわけじゃないのね・・・。

そして指示通り、そして遅ればせながら CoSport にログインしてみます。

「Interest」が申込枚数と券種です。この野球の予選ラウンドの場合、A券種を3枚申し込んでいました

そして「Confirmed」の下にハイライトした「Quantity」が最終申し込みの枚数。

「Confirmed … Quantity: 0」すなわち申し込みは無効・・・。

「落選」という言葉がどこにもないので、解読するのにしばらく時間がかかりました。かつ最低でもいくつかのセッションには当選するだろうと思ってましたからね。この「Quantity: 0」がすべての申し込みセッションに対して表示されています

つまり抽選は全滅

「まじかぁー!!」

嫁もワタシと同様だったようで、多くの日本人の方々が恐らくそうであったように、まさかチケットが1枚も取れない自体になるとは想定していませんでした。それも野球の予選とゴルフで・・・。

これで東京でのオリンピックは見に行けないのか?! 日本に一時帰国してもしょうがないのか?!と、これから1年間どうやって過ごすのか!? と絶望的な気持ちになったことは言うまでもありません・・・。

 

せめてもの慰めは、日本の方々の多くが落選していたことでした・・・。(我ながら嫌な奴だ)

これで諦めるはずもなく、続く先着順の一般販売に賭けます!