延期決定後初めてのチケットドロップ

開会式まで残り4か月弱と迫った2020年3月30日に1年後への大会延期が決定。

まだ日程の詳細が見えていない状況の中、アメリカでのチケット公式販売事業者である CoSport のトップページにも、延期を伝えるメッセージが表示されるようになりました。

「Look for information shortly regarding the relaunch of ticket and package sales scheduled for June 8, 2020

2020年6月8日に予定されている公式チケットとパッケージ販売の再開に関するお知らせを間もなく追加します」

とのこと。

仮ではあるものの、競技スケジュールも来年2021年7月~8月の日付で更新されています。

あくまでも「3月24日現在の仮の競技スケジュール」というのは理解できますし、3月24日じゃなくて1年後への延期が決まった3月30日現在のスケジュールだろう!とツッコミたいところをグッと我慢してチケットの残り状況を確認すると、5月終わりに在庫が一度クリアされました。

さあいよいよチケット公式セールの再開かっ!とメールボックスをチェックしても一向にお知らせが届かない。6月8日の何時からセールスが開始されるのかもわからない。

SNSの五輪関連グループのスレッドを見てみると、実は延期決定からこの間、希望者に対しては返金などの対応をCoSportはしていたようです。メールはおろかウェブサイトにもそんな情報はなく、あくまでもメールや電話で直接CoSportに返金依頼したユーザーのみが対象。 

公式にプロセスを公開せずにそういう対応するのはいかがなものかなぁと思ったものの、自分は特にアクションを起こさないまま、そして分からない尽くしの状況の中で、6月8日がやってきました。

2020年6月8日、チケットドロップ!

家からリモートワークの日々を続けている6月8日朝、ヨメからのひとこと。

「チケットトラッカーから沢山メールが来てるわよ。」

まじか。

見逃した。

受信トレイを確認するとTicket Tracker からの最初のメールが午前9時15分に届いていたため、どうやらアメリカ西海岸時間午前9時(=東海岸時間午後12時)にセールスが再開されたようです。

Ticket Tracker によると、これまで見たこともないような、男子200M自由形、400Mリレー、女子100M背泳ぎなどを含む大人気の競泳や、男子バスケ決勝のチケットも発売されたようですが、実際にCoSportのサイトに行ってみるとすでに該当セッションは売り切れ。

バドミントン、卓球、ラグビー、野球、テコンドー、柔道、空手などのチケットが出ているものの、延期決定直前のチケット放出で見たラインナップとあまり変わりませんね。売りに出ているセッションも似たようなものばかり。

その中で目を引いたのが女子ソフトボール

コロナ街道まっしぐらの3月中旬に日本対豪州から始まる予選ラウンドの組み合わせが発表になっており、日本戦のスケジュールはすでに把握済み。

希望している福島での開幕戦セッションは相変わらず出ておらず、予選ラウンド米国戦の好カードも見当たらないものの、日本対イタリア戦のチケットを発見しました。

どうすんべなぁーとちょっと迷ったものの、ムスコのアカウントでチケットゲット。

イタリアのソフトボールナショナルチームってどうなんだろ・・・ってちょっと調べたら、あまり強くないようで、先の日本戦で大敗しておりました。なので日本の勝利はほぼ間違いないようで、ドキドキすることなく安心して観られそうです。

続いて馬術

会場が東京の家の近所ということもあり昨年の一般発売で一番最初に押さえたチケットが馬術でした。

ただ、ちょっと地味な馬場馬術ではなくて、ちょっと派手な障害馬術を見たいなぁ~、と思って購入ボタンをポチリ。

2回も観るほどマニアじゃ無いのでできれば後々馬場馬術を返金出来たらいいなぁと考えており、かつソフトボールもそうなんですが、購入済みのチケットと日程が被っているんですよねー。なのでいっそう一部キャンセルできるといいなぁと思ったり。

今回の購入はソフトボールと馬術の2セッションのみだったのですが、迷ったのは新体操とバドミントンとテニスですね。

体操競技のチケットが出ることはまれで、新体操の女子団体決勝というメダルのかかったセッションはとても惹かれました・・。でも競技のことをよく知らないし、チケット代も安くないので諦めました。

バドミントンは女子ダブルス決勝が出ていました。日本のメダルの期待がかかる種目ですのでどうすんべーと思ったものの、購入済みチケットのセッションと被っている上、これまたチケット代が安くないためショッピングカートから先に進まず。 会場へのアクセスが電車一本なのでとても惹かれるんですが。

テニスは予選が豊富に出ていただけでなく、メダルのかかったセッションも多く見られました。チケット一枚でほぼ一日中観戦できるというメリットはあるものの、他に観たい競技があると逆にそれがデメリットでもあり、かつ炎天下で長時間はきついなぁと思ったりしてひとまず今回も断念。

まぁ、酷暑の中、立ったままで長時間観戦を強いられるゴルフを全日観戦することが決定している自分が言うのは変といえば変なんですけど、結局、競技に対する興味・関心がすべてかなと思ったりします。

まぁそれよりもCoSportで1アカウント購入上限の30枚に達してしまったのが大きいですね。自分のアカウントに余裕があれば、個人的によく知らない競技でも注目度の高い種目やセッションを観に行こうかという気にもなるんですけど。

なのでなおのこと、チケットのキャンセルを選択できるようになると嬉しいなぁと思ってます。おそらく新しい競技日程が公式発表されてからとなるのでしょうけど。

あ、それから迷いに迷ったのはスポーツクライミング! 競技日程が限られていてかつ会場のキャパも小さいのでチケットは中々お目にかかりません。競技に対する造詣が深いわけでもないけれど、見たら絶対に面白そうじゃないですか。ルールも簡単そうですし、勝敗や優越も分かりやすそう。かつ新競技でプレミア度も高い。

でもこれも既存チケットとの被りで今回は諦めました。もう少しチケットが整理出来たら絶対に取りたいなぁ。

これまでの戦績

この2020年6月8日の追加販売でソフトボールと馬術のチケットが増えた結果、これまで1年にわたる戦績はこうなりました。

6月抽選販売全滅0
7月一般発売開始 馬術 1
唐突な追加発売 バスケ、3on3、ハンドボール(x2)、
ホッケー、ウェイトリフティング
6
更なる唐突な追加発売 ゴルフ(x4)、ウェイトリフティング5
10月 第二次発売開始 全滅0
唐突な追加発売 ゴルフ、バレーボール(x2)、
ハンドボール、レスリング
5
11月唐突な追加発売水球、サッカー 2
更なる唐突な追加発売購入なし0
また唐突な追加発売サッカー1
12月年の瀬の追加発売アーティスティックスイミング1
1月新年の追加発売ゴルフ(x2)2
第三次発売開始野球1
2月第四次発売開始 購入なし0
3月 ウィルス的な追加発売ゴルフ1
6月延期決定後の追加発売ソフトボール、馬術2

これで通算、12競技15種目27セッションのチケットをゲットしました。

しかしながら21年に延期された大会の競技スケジュールも見えない中、「チケット取れた!」と小躍りするのには抵抗があるなぁ。というかそもそも五輪が本当に開催できるのか分からない状況ですし、海外在住者が無事日本に渡航できるのかという問題もありますし。「大会の簡素化」というガイドラインが示された現在、本当に会場で観戦できるのかどうかも不透明な現状。特に日本国外の居住者がどんな影響を受けるのか、または受けないのか、不安な状況はすぐに解消されるのでしょうか。