チケット先着順販売・第二弾!

10月8日(火)にアメリカでのオリンピック公式販売業者 CoSport から予告なく一通のメールが届きました。

それはまた突然にやってきた!

CoSportのメールによると、いまから2日後の10月10日、またオリンピックチケットの先着順販売を開始するとのこと! 

3か月前の7月で先着順販売は終わったと思っていましたが、ここに来てまたやるのか!

CoSport のウェブサイトにアクセスするとこんなメッセージが流れています。

新規五輪チケット販売開始 // アメリカ木曜午後0時(東部時間)// 販売開始1時間前から待機可能。” といった感じでしょうか。

どの競技のどのセッションが何枚ほど売りに出されるのか、といった情報はまったく提供されていません。 それにしても、CoSport はなんでいつも突然なんだ!

そしてあっという間に2日が経ち、運命の日がまたやってきました。約3か月ぶりの(正式なアナウンスを伴う)先着順一般発売です。

10月10日9時の第二弾一般発売開始!

自分の住んでいるアメリカ西海岸では、発売開始時刻は午前9時。 パソコン2台、モバイル2台を準備して会社の会議室に籠ります。w)

【午前8時】受付開始

CoSport のメールとサイトによると、発売開始1時間前の午前8時から列に並ぶことができるとのことです。なんのこっちゃという感じですが、電話会議が長引く中でうんうんと話を聞くふりをして、8時に CoSport にアクセスしてみることにします。

するとサーバーエラーが発生。w)

アクセスが集中して CoSport のサイトがダウンした模様。

【午前8時30分】やっとキューに入る

その後何度か CoSport のページにアクセスはできましたが、30分ほどして最終的に「Tokyo 2020 Olympics Games – USA」というページが表示されました。

発売開始までカウントダウンが始まり、ひたすらデバイスの前で待ちます。

【午前9時】チケット発売開始

発売開始時刻になると、画面が一斉に「You are now in line」という表示に切り替わり、自分がキューの何番目にいるか教えてくれます。

「Number of users in line ahead of you: 5420」・・・つまり自分の前に5,420人いるということです。自分のように複数の端末からアクセスしているユーザーも多いと思うので、正確には5,420個の端末が自分の前に並んでいるということですね。自分のデバイスの中では、最も小さい数が4,900、大きいものだと12,000ほどでした。3か月前の1次販売では 「PCが1万人、WiFi端末が5千人、携帯が2千人」だったのでやっぱこんなもんかなーと見ていましたが、今回はキューに並ぶのがちょっと遅かったかも・・・。

よって人数が減るのをひたすら待ちます、待ちます、待ちます。

【午前10時20分】ようやく販売ページへ

そして待つこと1時間20分。ようやく CoSport のサイトにアクセスできそうです。

CoSport のページから競技一覧のページに移動すると、チケットが残っている競技はこれだけ。

困ったことにページを再表示すると競技一覧が変わるんですよね。w)  サーバーのキャッシュのせいだと思いますが、 自分が見つけた範囲では、発売開始から1時間20分が経ってこんな感じの競技、セッションがまだ販売中とのことでした。

  • レスリング決勝
  • 野球予選、ノックアウトステージ at 横浜
  • ソフトボール予選 at 横浜
  • サッカー at 札幌、仙台、鹿島
  • ゴルフ女子2日目
  • バレーボール予選、5~8位決定戦
  • 水球予選
  • 柔道
  • 馬術
  • バスケットボール女子予選、準決勝
  • バスケ 3×3 予選、決勝
  • ハンドボール予選、決勝
  • テコンドー
  • ラグビー予選
  • ウェイトリフティング
  • ホッケー、他?

全部売り切れじゃねえか

1. 上のリストを見て、「まだ結構残っているじゃん!」と思った自分がバカでした。

2. 例えば Baseball = 野球を選ぶじゃないですか。

3. お、一番いい A 席が残っている!と思うじゃないですか。

4. なので買うぞ!となり、チケット券種と購入枚数を選ぶわけですが、

5. 「Add to Cart」(=カートに入れる)ボタンをクリックすると・・・

6. 「Only 0 ticket available for this session」=「このセッションで残っているチケットは0枚です」というメッセージが表示されて先に進めません。

つまり、チケットがまだ残っているように見えて実際には売り切れているのです

こんなことが全競技、全セッションに渡って発生。

上記の手順を何度も何度も繰り返しているうちにバカバカしくなり、やがて1時間もすると表示される競技数が減ってきて、とうとう購入可能競技&セッションがなくなってしまいました。

おそらくこれもウェブサーバーのキャッシュのせいで、チケット販売状況ページとデータベース上のチケット残数の同期がとれていないんだと思いますが、それにしても時間の無駄だよなー!

つまりこの2次一般発売では、オリンピックチケットは一枚も取れませんでした

1時間近くスタンバイし、発売開始からさらに1時間20分待たされ、挙句のあてにチケット購入の期待をさせておいて、実際には一枚も購入できる状態になっていないという、散々な結果に終わりました。

しかし今回もアメリカ全土で何人チケットが取れたのかなぁ・・。5千人目の自分がゼロ枚ですから、複数端末からのアクセスを鑑みても2~3千人ほど? 前回7月の最初の一般発売同様、狭き門ですねぇ・・。

しかし転んでもただでは起きないワタクシ。その夜、チャンスは唐突に訪れました!